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注目度NO.1『交流分析・エゴグラム』ってなんですか??


PROFILE
講師:刀根 健氏
企業カウンセラー、(株)ヒューマンスキル開発センターの主任講師、兼コンサルタント。
TA理論を中心にコーチングスキルやリーダーシップ、マネジメント、メンタルヘルスの研修や人事制度の改革等のコンサルティングを得意とする。ソニーセミコンダクタ(株)や新日鐵化学(株)・(株)NTTドコモ・自治医科大学病院・全国の労災病院や経済産業省・防衛省など、企業、病院、官公庁など企業研修を数多くこなす。

「どうも人間関係がうまくいかない」「些細なことで恋人と喧嘩する」「後輩をマネージメント出来ない」・・・生きている限り悩みはつきものです。
でも、ぼんやり悩んでいるだけでは、一歩先へは進めません。

皆さん知っていましたか?いまあるあなたの環境や世界はあなた自身の感情や思考が作っているものなのです。最初は「??」と思っても、ちょっと思い出してください。

など思い出してみるといろいろなことが浮かびます。

あなたの感情や思考がちょっと変われば、世界もちょっとずつ変化していきます。
「?私の感情?」「?私の思考?」…そうです、あなたの本当の感情や思考と対話することが必要なのです。
「本当の自分」と向き合うためのツールのひとつとして「交流分析・エゴグラム」の理論があるのです。

TAは、日本語で交流分析と訳され、精神分析の創始者として有名なフロイトの流れをくむアメリカの精神科医エリック・バーンによって開発された心理学の基本理論です。
このTAの理論に基づいて、いくつか自分を知るためのチェックテストを行っていきます。
テストの結果は、自分の6つの人格(パーソナリティ)を折れ線グラフで表すエゴグラム(自我状態グラフ)とあなたが人とコミュニケーションを取る時、どんなスタンスでいるかを表すOK図表に現れます。
自分のことは自分が良く知っている!・・・もちろんその通りですが、あなたが見ている「自分」はある一面から見た「自分」かもしれません。今まで見ることが出来なかった「自分」に出会ってみませんか?
自分を知ることで新たな世界が見えてくるかもれませんよ!

※注)こちらはイメージとなりますので、実際と異なる場合がございます。予めご了承下さい。


交流分析・エゴグラムは自己分析のツールとしてご利用いただくことが出来ます。
「自分を知る」ことは過去・現在・未来の自分と対話することです。
自分がどんな性格なのか、どんな仕事がしたいのか、空想を膨らまして考えることもとっても大切なことなのですが、客観的に自分を知ることも大切です。
それぞれ会社には「求める人材像」があります。ですが、そもそも客観的に本当の自分を知らなければ、その人材像に近づくための改善策すら見つかりません。会社が求める人材へと一歩近づくため、そして、自分のパーソナリティに合った適職を見つけるためのツールとしてご利用ください。
人生のうち4分の3は仕事をしている・・・と言われるくらい働き者の日本人。出来るなら、仕事環境は良いほうがいいですよね。
会社組織は人によって成り立っています。どんなに辛い仕事でも支えあえる仲間がいれば頑張れるし、どんなにサクサクこなせる仕事でも攻撃や反発をし合いながら仕事をするのは辛いものです。
あなたと同じように、人には人のパーソナリティが存在します。エゴグラム(自我状態グラフ)で現れる6つのパーソナリティは、人によって違うということです。自分のパーソナリティが分かるようになると自然と他者理解が生まれます。まずは、自分の良いパーソナリティを伸ばし、悪い部分は改善をしていき、相手との付き合い方を考えていきましょう。

お互いがエゴグラムを見せ合うのはいかがでしょう?
もちろん何でも話し合える二人もいらっしゃると思いますが、愛する恋人に対して自分をよく見せたい、という欲求は誰にでもあるもの。少し我慢しても相手が喜んでくれるのならそれでいい、と感じるのは当然です。ですが、人間ですから、心の中では、「あなたのこういうところが嫌い!」という感じる面もあるでしょう。そこで、このエゴグラムを使用し、相手のパーソナリティをお互いに知ることが出来たら、「本当の恋人の姿」というのが見えてきます。

どんなことに楽しさを感じ、どんなことに怒りを感じ・・・自分の中ではOKだったことが相手にはすごくOKじゃなかったり・・・。互いのエネルギーを知ることで建設的な関係を築くきっかけとなります。「私愛されていないかもしれない・・・だって彼、普段ちっとも楽しそうじゃないし・・・」と相談にきたA子さん。しかしただFCのエネルギーが低いだけかもしれませんよ。「付き合ってまもないけど、彼はおばあさんに席を譲らない!もしかして性格悪いの?」と相談にきたB子さん。いえ、ただNPのエネルギーが低いだけなのです。・・・という具合です。

私は子育てのプロではないので、子育てとエゴグラムについて言及することは出来ません。
ただひとつ言えるのは、6つの人格の中でそのうち2つの人格は両親から受け継いでいる、ということです。おままごとをした記憶はあるでしょうか。・・・幼い子供が、くまさんにミルクをあげ、寝かしつけ、まるでお母さんのよう。そう・・・まさにお母さんの真似なのです。子供は、0歳からすでに両親の影響を受けています。厳しくすれば「怒られる!」という感情が先にたち、自分の気持ちを表現したり意見を言ったりすることを躊躇するようになりますし、甘やかせば「なんでもやってくれる!」という感情が先に立ち、何事にも人任せになってしまいます。
子育てに正解はないけれど、エゴグラムをひとつの情報として知っておくとよいかと思います。

カウンセリングは1日にして成らず、です。本来であれば対面でじっくり時間をかけて行うものですが、せっかく交流分析・エゴグラムを学習いただいたみなさまに少しでも接することが出来れば・・・と思いこの個別アドバイスを実施する運びとなりました。みなさま、少し窮屈に感じられるかもしれませんが、注意事項をご理解いただき、ぜひお気軽にご相談ください。

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