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保育士試験の合格率について

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保育士試験の合格率について

保育士試験合格に向けては、できるだけ効率的に勉強を進めていきたいと考える方も多いかと思います。その為には保育士試験について、どのような特徴のある試験なのか、試験の合格率も含め把握していくことが有効です。当たり前のことですが、保育士試験の傾向を知ることで学習の方法を考えることになります。合格率を知ることにより、どんな項目に力の入れるとよいのかを明確にすることが可能です。保育士試験を受けるにあたって、最短距離の学習方法について考えていきましょう。

保育士試験はどんな流れになっているのか

保育士試験は、1年に1回、各都道府県で行われる試験となります。内容・日程ともに全国で統一されています。保育士試験挑戦のチャンスは1年に1回ということです。4月下旬に筆記試験、7月に実技試験が行われます。一次試験は筆記試験でマークシート方式の5択問題です。試験科目は社会福祉、児童家庭福祉、保育原理、教育原理および社会的養護、保育の心理学、子どもの保健、子どもの食と栄養、保育実習理論となっています。合格率により合格点が変動することはなく、各分野50点満点の中で、“6割以上できないと合格できない”とされています。つまり、保育士試験の学科試験の一発合格には各教科の難易度、合格率に関係なく30点以上の得点を取っておく必要があります。

筆記試験に合格した人のみ、実技試験を受けることができます。実技試験は、音楽表現に関する技術、造形表現に関する技術、言語表現に関する技術の3つの中から2科目を自分で選びます。音楽表現に関する技術は課題曲に伴奏をしながら歌います。造形表現に関する技術は保育園での活動のシーンについての絵を描き、言語表現に関する技術は3分以内で園児向けのお話をする、という内容です。実技試験の科目も選択は筆記試験と同時に申請を行う必要がありますが、技術科目については、それぞれ条件が御座いますので、技術の得意、不得意に加え、条件も加味したうえで科目選択を行うことをお勧めします。

2015年6月15日の福祉新聞によると、2014年度の保育士実技試験の合格率は89%であると発表されており、しっかりと準備することで、比較的合格しやすい試験であるといえるでしょう。とはいえ、保育士試験の2次試験として、子どもと接する上でどのような実技を行っていくか、注意すべきポイントをしっかりと把握し、挑んでいく必要があります。

気になる保育士試験の合格率は

保育士試験の対策をされる際に、十二分に努力していくことが必要ですが、合格率を大体把握しておくと試験に対する心持が少し変わるでしょう。
保育士試験の合格率は10〜20%と言われており、この合格率から子どもを預かる仕事の資格なだけに厳格な合格基準を設けて試験をしていることが伺えます。学科試験には、科目合格という、各科目での判定について、合格した科目は3年間有効となる制度があります。科目合格のある受験者については、再試験の際には合格した科目の試験が免除され、3年以内に全科目に合格することで学科試験の通過が可能です。とはいえ、全ての科目で6割以上の合格点を取らなければいけないため試験自体は決して易しいものではありません。不得意な科目についても、しっかりと対策を行い保育士なるための勉強をしなければ、合格への道のりは長いかもしれません。

保育試験の合格率には変動が

保育士試験の合格率は安定している合格率ではなく年度ごとに合格率は異なり、年によっては大幅に差が出るということもあるようです。例えば平成20年度の合格率は10.6%でしたが、平成24年の合格率は18.6%でした。この理由として考えられるのが、保育士試験の筆記試験科目合格者、実技試験不合格者による再試験と有効期間と受験人数が関係してくるかと思います。

また、保育士試験については基本的に合格率や、試験の難易度による得点調整はないようです。学科試験の中に例年と比べ難しい試験があったとしても、6割の以上の得点を取らないことにはその科目に合格することはできません。そのため6割が合格ラインといっても、各科目についてある程度深く広く勉強していく必要があります。このあたりが保育士試験の合格率の低い要因であると言えそうです。

保育士試験の回数が増える!?

昔に比べ共働きの家庭が増え子どもを預ける家庭が増えたことと、一戸建てではなくマンションに住む人が増え土地に対する人口密度が増えたことによって、保育園などの子どもを預かる施設が足りなくなり待機児童の問題が上がっています。その問題に伴い、元々子どもを預かるという責任の重い仕事内容に加え仕事の大変さから保育士を続けない人も出てきているようです。
保育士不足が問題となっている今、政府は2014年10月の国家戦略特区諮問会議にて特定の地区については、3年間のみ、合格した自治体(特区区域内)のみ認められる保育士資格を与える地域限定保育士試験をスタートさせました。2015年度に特区に指定された神奈川県、大阪府、沖縄県、千葉県(成田市)となります。地域限定保育士試験合格者についても、合格後3年過ぎると全国での勤務が可能になり、これらの地域では、保育士試験を年1回から2回受験することができるようになりました。

保育士試験の合格率は低く、決して容易にとれる資格ではありませんが、しっかりと対策を行うことで短期での資格取得を実現している方も多くいらっしゃいます。地域限定保育士試験の実施など、保育試験の合格率が変わらないものの、チャンスは増えてきておりますので、しっかりと努力して資格取得を目指すことが大切です。