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保育士の受験資格について

Column06

保育士の受験資格について

幼少期の子どもに関わる保育士は、女性の憧れの職業の一つであり、保育士になりたいと考える方も多いかと思います。保育士として働くには、資格が必要です。保育士の資格は、専門養成施設である保育士課程のある4年生大学や短大、専門学校やその他の保育士養成施設を卒業する、もしくは保育士試験に合格することで取得することが可能です。

試験を利用することで、保育士課程のある学校に通わずに資格を取得できますので、近年では受験者も増えてきております。ただし、保育士試験の受験については受験資格があります。『せっかく試験に向けて勉強したにも関わらず、保育士試験の申込みをしてみたら受験資格がなかった。』ということになってしまいますとせっかくの勉強が無駄になってしまいます。保育士試験に挑戦する際には、忘れずに受験資格があるのかを確認することが大切です。
受験資格の有無については、保育士試験に関する全ての事務を実施している全国保育士養成協議会のホームページでも確認することが可能ですが、下記に保育士試験に挑戦するための受験資格について最終学歴別に分類致しました。是非受験資格の確認にご参照ください。なお、4年生大学、短大、専門学校につきましては、項目中に在学中、中途退学の場合も記載しております。確認の際はご注意ください。

4年生大学、短大について

保育士と関連のない学部、学科であっても国内の4年生大学、短大を卒業していれば保育士試験の受験資格があります。ただし、教育基本法に基づいていない学校、例えば海外の学校を卒業した方については確認が必要となります。必ず保育士試験事務センターに受験資格があるのか、ないのか問い合わせてから試験準備を行うようにしましょう。
在学中の場合は、1年以上の在籍があり、62以上の単位を取得見込みの場合、中退の場合は、2年以上の在籍があり62以上の単位を取得済みであれば受験資格があります。

専門学校について

学校教育法に基づく専修学校であり、修業年限が2年以上の専門課程を卒業していれば、学科に関わらず受験資格があります。ただし、最終学年に在学していて、年度中の卒業見込みであれば在学中であっても受験資格があります。

高校について

高校については、保育士試験の受験資格が平成3年4月1日から引き上げられたことにより、その前後で条件が異なります。平成3年3月31日以前の卒業であれば、高等学校の卒業のみでも保育士試験の受験資格があります。また保育科の場合は、平成8年3月31日以前の卒業であれば受験資格があります。以降の卒業であっても、高校卒業後、2年以上、かつ2880時間以上、下記の12の児童福祉法第7条によって定められた保育施設で児童保護に従事した経験があれば受験資格を認められます。

保育養護施設とは、助産施設、乳児院、母子生活支援施設、保育所、幼保連携型認定こども園、児童厚生施設、児童養護施設、障害児入所施設、児童発達支援センター、情緒障害児短期治療施設、児童自立支援施設、児童家庭支援センターになります。

中学について

最終学歴が中学校卒業の場合でも5年以上、かつ7200時間以上保育施設での児童保護に従事した経験があれば受験資格を認められます。

ご覧頂いて、受験資格があるのか、ないのか悩まれた際にはかならず全国保育士養成協議会に問い合わせて確認してみるようにしましょう。

地域限定保育士試験について

つづいて、地域限定保育士試験の受験資格についてもお話しさせて頂きます。地域限定保育士試験は国家戦略特区の区域を含む都道府県が行う保育士試験です。通常の保育士試験とは別に年内に実施されます。地域限定の試験となるため、その地域の住人でなければ受験できないのではないかと誤解される方も多くいらっしゃいますが、そのような制限はありません。通常の保育士試験の受験資格を保有するものであれば、全国どこに住んでいてもその地域に行って、受験することが可能ですので地域限定保育士試験を受験する方は年に2回保育試験に挑戦できることになります。地域限定保育試験は、その年の国会で成立され、不定期での開催となりますが全国統一の保育試験同様科目合格等も有効です。

ただし、地域限定保育士試験で取得できる資格につきまして、3年間は特区区域内のみで通用する資格となります。3年目以降は全国の保育所で有効な資格に変わりますが、特区での就職を考えていらっしゃらない方は注意が必要です。

保育士試験の受験資格が意外にかなり広い範囲で認められていると感じた方も多いのではないでしょうか。試験には、学科の他に実技の試験もあり簡単な試験ではありませんが、保育士試験を利用することで保育士養成施設を卒業していなくても夢への一歩を踏み出すことが可能です。

最もかわいい時期の子どもの成長に深く関わる保育士の仕事は、やりがいも大きく、いくつになっても活躍できる職業です。条件資格はありましたでしょうか。受験資格を確認しましたら、いよいよ試験合格に向けて勉強を開始いたしましょう。