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幼稚園教諭免許更新の流れ

Column10

幼稚園教諭免許更新の流れ

保育士と幼稚園教諭はよく比較されることが多いです。保育士を目指すにあたり保育士と幼稚園教諭の違いについてご説明いたします。まずそれぞれの資格は管轄が異なります。保育士は厚生労働省の管轄となり、幼稚園教諭の管轄は文部科学省の管轄となります。働く場所や関わっていく子どもの年齢も若干異なります。保育士の働く場所は、児童福祉施設となり関わっていく子どもの年齢は0歳〜就学前であるのに対し、幼稚園教諭の働く場所は学校となり接する子どもの年齢は3歳〜就学前です。

また、保育士と幼稚園教諭の違いとして忘れてはいけないのが免許更新です。保育士の資格には免許更新の必要がないのに対し、幼稚園教諭には免許更新があります。

幼稚園教諭免許更新の必要性

何故保育士には更新が必要なく、幼稚園教諭には幼稚園教諭免許更新があるのでしょうか。
幼稚園教諭免許の更新が必要な要因としては、保育士は厚生労働省の管轄であるのに対し、幼稚園を文部科学省が管轄していることに大きく関わっています。

学校としての性質の高い幼稚園では、学問を教える校舎として幼稚園教諭には子どもたちに学問を教えるために常に知識向上が求められます。それゆえに、幼稚園教諭免許では、定期的に必要な最新の知識や技術などを習得することを目的に、平成21年4月1日から免許更新制度を導入しています。免許更新制度の導入によって、幼稚園教諭として求められる能力や資質などが保持され、自信を持って子どもたちと関わることができるようにという考えがあります。

幼稚園教諭免許更新の流れと免許の有効期間

幼稚園教諭免許の更新期間は、平成21年4月1日以降に新たに取得した免許状の有効期間は10年間、平成21年3月31日以前に取得した旧免許状を持っている人についてもそれぞれの免許取得日に合わせて更新システムが適用されます。幼稚園教諭免許更新には、免許の有効期間が満了になる日、あるいは修了確認期限の2年2ヶ月前〜2ヵ月前の2年間の間に免許状更新講習を合計30時間以上受講しなければなりません。
この講習は大学などが開設しているもので、幼稚園に勤務している人は園長などの責任者から受講資格者であることの証明を受ける必要があります。臨時任用や、非常勤で学校単位の名簿に記載がない場合学校法人や教育委員会に認めてもらう必要があります。必要書類を提出することで、初めて受講受付完了通知が届きます。幼稚園の正規の職員としての勤務実績のない方にとっては多少手間のかかる作業かもしれません。講座修了後、更新講習修了(履修)認定書と呼ばれる書類が届きますので、この書類と、必要書類を免許管理者である各都道府県の教育委員会に提出することで更新手続きが完了となります。

確認申請は忘れずに

幼稚園教諭免許更新は、講習を受けただけでは完了しません。必要書類の提出を経て始めて申請が完了します。この申請作業を忘れると、幼稚園教諭免許更新の為に時間と労力をかけて取得したはずの免許状が失効になってしまいます。更新講習確認申請書に必要事項を記入して手数料を貼り、必要提出書類をすべてそろえて、幼稚園の園長などの責任者に提出しましょう。この手続きが完了すれば幼稚園教諭免許更新に必要な「修了確認証明書」が取得できます。幼稚園の教諭として働いていくには、期限内の「修了確認証明書」が必須となります。幼稚園免許失効となってしまった場合はまた新たな失効更新のための講習に参加する必要がありますので、必ず申請を行うようにしましょう。

幼稚園教諭における保育士資格取得特例制度について

人生の様々なステージの中で、常に現場で働くことは難しく、免許更新が必要な幼稚園教諭の仕事だけでなく、保育士として活躍したいと考える方も多いでしょう。そんな幼稚園教諭免許取得者向けの保育士資格取得に関する特例制度がいくつか御座います。最近では、厚生労働省で平成27年から幼稚園教諭免許状を有する者における保育士資格取得特例が始まりました。保育士養成施設などで学ぶ場合はもちろんのこと、ここで特例制度の説明をするなら保育士養成施設などで単位を取得しなくても、「保育の心理学」「教育原理」「実技試験」の科目に加え、「保育実習理論」の免除があり幼稚園教諭免許保持者にとっては断然保育士資格の取得が容易になります。この特例制度は、平成31年度末までを予定しておりますので、幼稚園教諭免許取得者については、免許更新の必要のない保育士資格を取得する絶好の機会となります。

また幼稚園教諭免許と保育士資格の両方を保有することで「保育教諭」として活躍することが可能です。保育教諭は、平成27年度から施行の子ども・子育て支援新制度により新たに創設される学校と児童福祉施設の双方の位置づけを持つ「幼保連携型認定こども園」の職員として必要となります。「保育教諭」は今後有効となる業種となります。

最近では幼稚園教諭免許保持者向けの保育士資格取得講座も御座いますので、そのような講座を選んでいくことで無駄のない学習が可能です。幼稚園教諭免許を保有している方は保育士資格にも挑戦されてみてはいかがでしょうか。