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- 伊藤 洋子さん
ご主人が院長を務める「ハート動物病院」にて、動物看護に携わる。子犬や成犬のしつけ教室を運営するうえで、スキルアップのために『たのまな』の「ドッグトレーナー講座」「ドッグシッター講座」を受講。
子育てもひと段落し、念願だった子犬との生活が始まりました。ちょうどその頃、当院ではインストラクターの方をお招きし、子犬の健康管理や、接し方などについて指導する「パピークラス」を運営していました。それまではしつけや、トレーニングについて知識や技術も十分でなかったため、犬のことを深く理解したいと思ったのがヒューマンアカデミーの通信講座『たのまな』受講のきっかけでした。「ドックトレーナー講座」「ドックシッター講座」を始めてみて、教材の質の高さに驚きました。動物病院で働くにあたり、看護についてはひと通り学んではいましたが、テキストに掲載されている保定方法や体調の変化に気づくポイントなどは、臨床現場と同じレベルの内容でした。また犬種ごとの特徴が解説されている「犬種標準学」は、病院スタッフと飼い主様との共通の用語でコミュニケーションが取れる新鮮さがあり、その魅力にどんどん引き込まれていきました。旅行先にまでテキストを持ち込むほど『たのまな』にはまりました。受講前は期間内に終えられるか不安でしたが、仕事と家事が落ち着いた就寝前のリラックスタイムに取り組むのが日課であり、楽しみでした。動物病院で働いていて実感するのは「動物や飼い主様の気持ちに寄り添う」ことの大切さです。飼い主様が不安を抱えていたり、悲しいことに命を落としたりしてしまう動物もいます。動物はペット以上に家族です。大切な家族を失った飼い主様にどこまで寄り添えるのか、どこまでケアできるのか。動物病院で働くうえで永遠のテーマです。
現在、障がいのある方のための施設に、愛犬同伴で訪問させていただいていますが、さらに「アニマルセラピー」や「ペットロス」についても理解を深めて、ボランティア活動にも役立てていきたいです。そして、『たのまな』で取得した「ドッグシッター」「ドッグトレーナー」の資格を活かして、人間が幼稚園に通うのと同様に、子犬のうちからしつけやトレーニングを行う「犬の幼稚園」をつくりたい。それがヒューマンアカデミーで見つけた私の夢です。