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保育士の給料・年収の相場は? |

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保育士の給料、年収の相場

幼児教育の重要な役割を担う保育士。やんちゃで育ちざかりの子供たちに、一人ひとり目を配らなければならないたいへんなお仕事ですが、給与水準はどうなっているのでしょうか。保育士の給料や年収の相場についてご紹介します。

保育士全体の平均給与

まずは、保育士全体の平均給与を見てみましょう。
厚生労働省「平成28年賃金構造基本統計調査」によると、保育士全体(平均年齢36.0歳、平均勤続年数7.7年)の平均月額給与は22万3,300円、年間賞与は58万8,200円となっています。 つまり、平均年収は326万7,800円となります。

男女別の保育士の平均給与

続いて、男女別の保育士の平均給与を見ていきましょう。
同じく厚生労働省「平成28年賃金構造基本統計調査」によると、男性と女性の給与は以下のようになっています。

<男性保育士の平均給与>

平均年齢 31.3歳
平均勤続年数 6.2年
平均月額給与 24万8,300円
年間賞与 65万7,600円
平均年収 363万7,200円

■男性保育士の年齢別平均給与

平均年齢 勤続年数 平均月額給与 年間賞与 平均年収
20~24歳 22.9歳 1.4年 20万400円 23万6,100円 264万900円
25~29歳 27.6歳 4.3年 22万9,000円 61万3,400円 336万1,400円
30~34歳 32.3歳 7.1年 25万8,300円 88万3,600円 398万3,200円
35~39歳 36.8歳 8.2年 30万9,000円 111万3,400円 482万1,400円
40~44歳 41.9歳 15.7年 30万2,500円 82万8,400円 445万8,400円
45~49歳 47.9歳 15.1年 41万1,800円 151万7,200円 645万8,800円
50~54歳 52.6歳 16.6年 40万7,200円 127万2,400円 615万8,800円
55~59歳 59.2歳 15.2年 34万5,100円 73万3,400円 487万4,600円
60~64歳 63.9歳 9.0年 22万700円 60万9,100円 325万7,500円
65~69歳 66.5歳 20.5年 13万7,600円 27万1,200円 192万2,400円
70歳~ 78.3歳 52.5年 21万4,600円 40万2,300円 297万7,500円

<女性保育士の平均給与>

平均年齢 36.3歳
平均勤続年数 7.8年
平均月額給与 22万1,900円
年間賞与 58万4,200円
平均年収 324万7,000円

■女性保育士の年齢別平均給与

平均年齢 勤続年数 平均月額給与 年間賞与 平均年収
20~24歳 22.7歳 1.8年 19万4,200円 34万8,900円 267万9,300円
25~29歳 27.4歳 4.8年 21万1,000円 58万1,300円 311万3,300円
30~34歳 32.2歳 7.2年 22万3,200円 59万1,700円 327万100円
35~39歳 37.3歳 8.8年 22万3,300円 65万7,500円 333万7,100円
40~44歳 42.3歳 11.7年 24万3,200円 74万5,500円 366万3,900円
45~49歳 47.5歳 11.1年 23万3,800円 67万7,700円 348万3,300円
50~54歳 52.6歳 11.9年 23万7,300円 66万4,800円 351万2,400円
55~59歳 57.3歳 15.8年 25万6,500円 73万1,500円 380万9,500円
60~64歳 61.7歳 18.0年 24万1,900円 65万3,600円 355万6,400円
65~69歳 66.9歳 22.5年 29万7,800円 97万300円 454万3,900円
70歳~ 73.5歳 33.7年 31万700円 87万1,800円 460万200円

このように、男性保育士と女性保育士との平均年収には、約40万円弱の差があることがわかります。 ただし、全体の平均値と女性の平均値が近いことから、保育士の大部分は女性ということになります。

女性保育士の職場規模別平均給与

続いて、保育士が勤める施設の規模に応じて、給与に違いがあるかを見てみましょう。厚生労働省「平成28年賃金構造基本統計調査」によれば、以下のとおりになっています。

<施設の規模が1,000人以上の女性保育士の場合>

平均年齢 38.2歳
平均勤続年数 4.4年
平均月額給与 23万4,200円
年間賞与 27万1,900円
平均年収 308万2,300円

<施設の規模が100~999人の女性保育士の場合>

平均年齢 36.3歳
平均勤続年数 7.3年
平均月額給与 22万4,600円
年間賞与 58万8,900円
平均年収 328万4,100円

<施設の規模が10~99人の女性保育士の場合>

平均年齢 36.0歳
平均勤続年数 8.5年
平均月額給与 21万9,100円
年間賞与 62万3,100円
平均年収 325万2,300円

このように、規模が大きい施設になるほど、月額給与額は大きくなるものの、年間賞与額は低くなる傾向があります。一概に、大きな施設だから給与水準が高いとも言い切れません。

公立保育士と私立保育士の給与の違い

保育士は、施設の運営形態によって、公立保育士と私立保育士に分かれます。
公立保育士は、自治体が運営する施設で働く保育士のことです。自治体の職員になりますので、地方公務員扱いになります。公務員なので、育休制度などの福利厚生が充実している一方、転勤の可能性があります。 私立保育士は、民間で運営されている施設で働く保育士のことをいいます。転勤は基本的にありませんが、育休制度などが完備されているとは限らず、結婚や出産を機に、仕事を辞めざるをえないこともあります。

それでは、公立保育士と私立保育士で、給与面に違いはあるのでしょうか。
厚生労働省「幼稚園・保育所等の経営実態調査」によると、常勤の保育士の場合、公立保育士の平均月額給与額が28万7,431円であるのに対して、 私立保育士の平均月額給与は25万5,415円となっています(2013年)。つまり、公立保育士のほうが、1割以上も給与が高いということになります。

なぜ、このようなことが起こるのでしょうか?
その原因のひとつとして、勤続年数の違いが考えられます。公立保育士の平均勤続年数は11.8年であるのに対し、私立保育士は平均勤続年数8.5年となっています。
これは、先程ご説明したとおり、公立保育士の場合、育休制度をはじめとする福利厚生が充実しているため、長く勤められる環境で働いているからだといえます。 さらに、公務員は基本的に毎年昇給しますので、私立保育士と給与の差が出てくるというわけです。