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保育士資格について

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保育士資格について

ニュースなどで「保育士不足」について報じられることが増えてきています。数値を見ても、2017年10月の保育士の有効求人倍率は、全国で2.76倍となっています。特に、都市部の保育士不足は顕著で、 東京都の保育士の有効求人倍率は5.99倍にもなっており、保育士に対するニーズはかなり高まっています。
保育士資格は国家資格ですが、具体的にいったいどのような資格なのでしょうか。今回は、保育士資格の概要と、保育士資格の取得方法についてご紹介します。

男性でも「保母さん」?保育士という言葉が生まれた経緯

保育士は、児童福祉法の第18条4項で以下のように定義されています。

「保育士とは、第十八条の十八第一項の登録を受け、保育士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもつて、児童の保育及び児童の保護者に対する保育に関する指導を行うことを業とする者をいう。」

かつて、保育士資格は「保母資格」と呼ばれており、1977年までは女性しかなることができませんでした。その後、男性にも門戸が開かれ、男女雇用機会均等法など法律の制定により、男性もこの職業に就くことが増えてきました。そのため、性別に関係なく、 保育のエキスパートであることを定義付けるために、1999年の児童福祉法改正のタイミングで、新たな名称として「保育士」という名称が誕生したのです。

保育士資格と幼稚園教諭免許状

保育士資格と幼稚園教諭免許状は、資格・免許を管轄している官庁が異なります。保育士資格は厚生労働省が管轄しているのに対し、幼稚園教諭免許状は文部科学省が管轄しています。 保育士資格を持っていても幼稚園では働けませんし、逆に幼稚園教諭免許状を持っていても保育園で働くことはできません。

現在、国では、保育園と幼稚園の機能を併せ持った「認定こども園」と呼ばれる施設を増やそうとしています。認定こども園に勤める「保育教諭」は、保育士資格と幼稚園教諭免許状の両方を持つ必要があります。

そこで、保育教諭の数を増やすために、保育士資格もしくは幼稚園教諭免許状のどちらかを持っている人が、まだ持っていない幼稚園教諭免許状、 または保育士資格を取りやすくするために、期限付きの特例を設けています。
具体的には3年以上の実務経験があると、少ない学習負担のみで、免許・資格を取ることができるというものです。この特例は現在のところ、2020年3月まで行われる予定です。

保育士資格の取得方法

保育士資格を取得するには、2つの方法があります。 1つは、都道府県知事が指定している、保育士の養成を行う大学・専門学校などにおいて、所定のカリキュラムや科目を履修して卒業していることです。 高校卒業前に、保育士になることを決めている方などは、この方法で保育士になる場合が多いでしょう。

そして、もう1つは、国が実施する保育士試験を受験して合格することです。 いずれかの条件を満たせば、保育士としての登録を受けることができ、保育士として働くことが可能となります。

保育士試験ってどんな試験?

それでは、保育士試験はどのように行われているのでしょうか。
保育士試験は、前期と後期の2回行われます。試験は筆記と実技に分かれていて、実技試験は筆記試験に合格しないと受験することはできません。
前期の筆記試験は4月、実技試験は7月に行われ、後期の筆記試験は10月、実技試験は12月に行われます。試験会場は、全国各地の大学や公共の施設などで実施されます。

保育士試験の受験資格を大まかにまとめると下記のとおりになります。

・大学を卒業している、もしくは大学に2年以上在学していて62単位以上修得している人。
・短大を卒業している、もしくは在学中の人。
・2年制以上の専門学校を卒業している、もしくは在学中の人。
・高校を卒業して、児童福祉施設において2年以上且つ2,880時間以上、児童の保護に従事した経験がある人。
・中学を卒業して、児童福祉施設において5年以上且つ7,200時間以上、児童の保護に従事した経験がある人。

上記以外の人でも、受験資格が与えられる場合があります。詳しくは全国保育士養成協議会の「受験資格」ページをご覧ください。

筆記試験の概要

保育士試験の筆記試験は、2日間にわたって行われ、以下の9科目をマークシート形式で答えていきます。

・保育原理
・教育原理
・児童家庭福祉
・社会福祉
・社会的養護
・保育の心理学
・子どもの保健
・子どもの食と栄養
・保育実習理論

このうち、「教育原理」と「社会的養護」の2科目は50点満点中30点以上が合格となり、残りの7科目は100点満点中60点以上が合格ラインとなります。
実技試験に進むためには、すべての科目において合格する必要があります。
幼稚園教諭免許状を持っている人、または保育士試験免除指定科目専修者は一部の試験科目が免除されます。また、前年、前々年の試験を受け、 一部科目で合格している人は、合格したその科目の試験が免除されます。

筆記試験の概要

実技試験は、幼稚園教諭免許状を持っている人を除いた、すべての筆記試験科目に合格した人を対象に行われます。 音楽表現に関する技術、造形表現に関する技術、言語表現に関する技術の3分野から2分野を選択して受験します。 選んだ2つの分野において、50点満点中30点以上を取らなければ、合格にはなりません。

保育士試験の合格率

2016年に行われた保育士試験は、前期試験と後期試験を合わせると、70,710人が受験申請を行い、18,229人が合格しました。つまり、合格率は25.8%となります。
特に筆記試験は9科目すべてに合格する必要がありますので、例年その合格率は10〜20%を推移する狭き門となっています。受験するにあたり、しっかりと対策をしておく必要があるでしょう。

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