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開業までの準備にあてられた期間は、なんとたったの2ヶ月間!開業する前に色々と悩んでいたとしても、いざやると決めたら、一気に夢が叶うものなんですね♪
まず、店名を考える。自分らしいかどうかを第一優先に決めたそうです。 ネットでウェブ制作会社に一括で見積もりの問い合わせをしたり、知人の紹介で、地元の制作会社を訪問。見積りまでもらうが、予算を考え、ここは断念。 |
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通っている個人経営の美容室の紹介で、ブログ形式でウェブ制作をできることを知る。同じく、店のロゴも美容室の紹介でデザイナーさんに依頼することに成功! | |
ジェル、ポリッシュ、アートパーツなど、いろいろ購入。 UV消毒器やホットキャビ、マッサージクリーム、液体類、アートパーツ等はビューティーワールドで大量に購入。購入総額は約13万円。 |
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実際に施術を行ってみることが大切だと判断。きっと、足りないものが見えてくると思い、まず施術台のテーブルの購入。おおきな買い物なので、やや慎重になり、納品までに時間がかかる。 家中の掃除を開始。屋外の駐車スペースは、高圧洗浄機を使用して念入りに。今まであまり使っていなかった部屋を使用するため、照明の内側の掃除や、収納してあったものを移動、整理。 |
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連日のように、近所に買い物に出かけ、細かいものの調達。お代を頂戴するトレー、タオル、カルテファイル、お茶を出すためのグラス、サンプルを入れるためのCDケースなどなど、揃えないといけないものがたくさん! | |
施術台納品。家族や友人を中心にプレオープンし、施術!足りないものがわかったので、リストアップ! | |
チラシ作成を開始。チラシ用の用紙とインク(家庭用のプリンターで出力するためかなり消耗する)購入。カラーチャート、アートサンプル作成。家族や友人を中心にプレオープンとして施術。 | |
いよいよチラシをポスティング。HPの管理。個人のmixiやtwitterでオープンの告知。 カラーチャート、アートサンプル作成。 |
サロンを開業で気になるのは、なんといっても初期投資額。
条件によっていろいろとは思いますが、自宅の一室を改装してサロンを開業した金指さんの場合は…?!
開業前から自前で持っていたものがあれば利用することに。かつて勤めていたサロンにあったものを参考に用意。
施術台として、大手インテリアショップのPCデスクを購入。ファイリングの時に揺れないよう安定感があるか、ネイリストとお客様が同時に両側から座れるかなど、2〜3度足を運んで寸法を測ってから購入決定。施術台以外にコーヒーテーブルも購入した。
看板(表、玄関前の2つ)が約13万円。それ以外にかかった費用は、雑誌、チラシ用の用紙、インク、HP料、スリッパ、消毒器具など。
一人で運営しているので、多くの方を施術することは出来ません。
人数よりも一人一人を丁寧に施術して、全員にご満足いただくことを最優先に考えているそうです。
サロン運営で、もっとも悩むものの一つが『メニュー』です。
金指さんの場合、以前勤めていたネイルサロンのメニューを参考に、内容を考えたそうです。
金指さんが運営する『key nails』は、茶を基調としたシックで落ち着いた清潔感のある店内です。
サロンオーナーの良い趣味が垣間見れる、居心地の良い空間です!
- 「Key nails」 という店名の由来は?
- (1)key:下の名前の希依は読みはキエですが、依の漢字で「きい」と呼ばれることが多い
(2)key:重要な、要となる ex..key person, key point お客様にとって重要な存在であれますように、ネイルがお客様の生活の中で重要なもの=なくてはならないものと思っていただけますように、という願いを込めて。
自宅サロンということもあり、salonと付けるほど立派ではないと思いましたが、店名を聞いてすぐにネイルサロンと連想できるようにkeyの後にnailsと付けました。 - ネイルサロンのコンセプトは?
- 指先に色がのってわくわくする気持ちや、ネイルによって今までのコンプレックスがなくなる満足感を地元のすべての女性に届けたい。安心で安全、特に衛生管理に重点を置く。自宅サロンとはいえ、衛生管理をおこたらずトラブルに備える。
- 客数を増やすための工夫は?
- HPを頻繁に更新すること。twitter,facebook,mixiでお店のインフォメーションを告知しています。
知人紹介の割引率を高く設定する(50%オフ) - 商品の仕入れ先は?
- ネイル問屋各社から。
- 資金の調達方法は?
- 貯金から20万円。親から借金で20万円。
- 開業前に苦労したことは?
- ネイルは開業に際して届出等必要がないため、これという苦労はありませんでした。
予算内での広告に関する出費のコントロールは慎重にならざるを得ず、苦労しました。限りなく広告費をかけられるのであれば問題ないんですが、HP作成の見積もりを出してもらってもお断りしなければならなかったり、各社の見積もりを比較したり資金繰りが必要。
開業前というよりも開業後の方が苦労と感じる点がありますね。例えば・・・
→集客
→自宅サロンだから安価で当然、もしくは趣味の延長線でやっていて気楽だと思われてしまう
→衛生管理の重要性を理解してもらいにくい などなど。 - 開業してみてどうですか?
- なんと言ってもネイルサロンに勤めていた時に比べて収入が増えたことが大きい!
定休日や営業時間、メニュー等自分の思い描くままに設定できる点は良いが、ON/OFFの切り替えが難しい。通勤もないため、自分自身でルールを決めて生活のリズムを作らなければいけないのが非常に大変で苦労しています。
友人の友人が紹介で来店してくれたり、お客様のネットワークが広がっていくのはとっても楽しいですね!
接客や、チラシの構成など、自分の行動がダイレクトにその後の集客につながるということが最高にやりがいがあります。1つ1つの行動をよく考えるようになったのも大きな成長です。