猫について疑問|通信教育・通信講座のたのまな

ねこちゃん専門の健康相談コーナー

猫専門病院「東京猫医療センター」
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院長 服部 幸氏
経歴
北里大学獣医学部卒業
2年半の動物病院勤務
2005年よりSyuSyu CAT Clinic 院長を務める
2006年にアメリカのテキサス州にある猫専門病院 Alamo Feline Health Centerにて研修プログラム修了。
2012年東京猫医療センターを開院する。8年間、猫の専門医療に携わる。

可能な限り飼い主様&猫ちゃんにもストレス無く待って頂けるようにと、 待合室は1階に、診察室を2階に設けるなど、猫ちゃんの健康と幸せを第一に考えた病院を目指されていらっしゃいます。 獣医業の他、「ねこのきもち」など数々の書籍を監修。
服部先生が『情熱大陸』に出演!!
たくさんの受講生・修了生の方々より、レビューの投稿が寄せられています。

ご相談と回答

ベンが軟便でたまにゼリー状の血便が混じっているのですが、何が原因でしょう?

猫ちゃん:ミックスキジトラ/男の子(3歳)
【相談者:高山智恵さん】

1ヶ月ほど前からですが、ベンの状態で気になっております。健康なころっとしたものではなく、 前半はいいのですが、後半が軟便です。下痢と言うほどではないのですが。
さらにたまに、ゼリー状の血便が混じっております。鮮血なので、小腸ではなく、大腸もしくは肛門に近い出血だとは思うのですが。
また、この症状は、毎日ではなく2.3日で1日だけという感じです。
自分なりにも調べたのですが、これはフードのせいでしょうか?
フードをかえたりはしていないのですが、トッピングをかえることはあります回虫なのでも似たような症状があると聞きました。
それ以外は、いたって元気です。
病院に連れて行く方がよろしいでしょうか?悩んでおりました。
ご診断、どうぞ、よろしくお願いいたします。
特定のトッピングにした時に便の状態が変化するのであれば、そのトッピングが原因となっている可能性はあります。
しかし、まずは糞便検査を実施して、軟便や血の混じった粘液の排出の原因となる病原体がいないかどうかを確認した方が良いでしょう。
回虫やその他の病原体がいても、猫は元気だったり体重減少が見られなかったりすることはよくあります。
その際は猫ちゃんも動物病院へ連れて行き、一度は獣医師の診察を受けておきましょう(超音波検査やレントゲン検査が必要な場合もあります)。
便を持参するときは、なるべく新鮮な物をラップ等に包んで乾燥しないようにしておいて下さい。
猫砂は出来るだけ取り除いていただいた方が検査はしやすいと思います。
1歳から目ヤニやクシャミが続いてます。

猫ちゃん:セルカークレックス/男の子(3歳)
【相談者:岡本 佳寿美さん】

譲渡してもらった、1歳から目ヤニがひどい、くしゃみ、鼻水(黄色い胆汁状、大きな鼻くそを1日1回出さないとくしゃみが止まらない)
1歳から、目やにやクシャミが続いている事は気になります。
アレルギー性のものであればお話の通り完治する事は少ないのですが、それ以外の病気も少し気になります。
症状で黄色い胆汁状の鼻水が出ているとの事ですが、それは細菌感染の特徴の1つです。
通常、アレルギー性鼻炎ではこのような細菌感染に特徴的な鼻水はでません。
また若齢時から出ている事を考えるとはやりヘルペスウイルスやカリシウイルスが元になったいわゆる『猫カゼ』が長引いている可能性があると思います。
バイトリルやラリキシンで治らない事も多く、長引いてしまった場合は抗ウイルス薬を使用したり、別の抗生物質を併用する事もあります。
また、多い病気ではないですが『鼻咽頭ポリープ』といって鼻から喉にかけて先天的にポリープがある猫ちゃんがいます。
この病気の特徴は内科的な治療に反応が乏しいといった事があります。 CTやMRIで鼻を撮影する事で診断ができます。
この病気は外科的に治療が必要となってきます。
当院でも1匹小さい頃から鼻水とクシャミが続いていた猫ちゃんがいましてCTを撮影してこの病気が診断されました。
手術後は長年続いていたクシャミも止まって快適に過ごしております。
この辺りもかかりつけの先生と相談してみてはいかがでしょうか?
手術をしたあたりからすごく元気がなくなっています。

猫ちゃん:チンチラシルバー/男の子(7ヶ月)
【相談者:ミッツさん】

手術後から少し元気がなく、一度血便がでました。鮮血が2滴位です。
今朝は食べた物をすぐに吐いてしまいました。 夜になると元気も出るようで走ったりおもちゃで遊んではいます。疲れやすいようで、すぐにやめてしまいますが。

手術前はうるさい位、遊んでと来ていたし、食欲もものすごくあったでので少し心配です。
手術のストレスからなのでしょうか? 一応手術後獣医さんが一泊とめて様子は見て下さいました。

あと トイレですが、毛が絡むのか砂を嫌いツルツルの板が好きみたいで
プラスチックの板にいつもしています。砂かけ動作はしています。
衛生的に良くないのでトイレでさせたくて何種類も用意しましたが
ダメでした。 出来れはオマル式だと長い毛におしっこが着かないので助かるんですが。
たくさん書いてすみませんでした。
よろしくお願い致します。
手術の影響というのも2種類あると思います。
1つ目はストレスです。動物病院で手術をするという事は猫ちゃんにとってもとっても大変な思いをしたはずです。
2つ目は麻酔薬や手術による体への影響です。麻酔中や手術中にはいろいろな事が体に起こる可能性があります。
今回体調が悪くなっている原因がストレスであれば数日で治ってくると思います。ただし、次第に体調が悪くなるようであれば2つ目の原因も考えられるのでもう一度、かかりつけの先生と相談してみてはいかがでしょうか。
もう1つのご質問のトイレの件です。
猫ちゃんは本来は、砂の上を好んでトイレをする事が多いので、珍しいケースだと思います。
ツルツルの板の上でしてしまうとやはり衛生面では心配です。
一般論としてはいわゆる鉱物系とよばれる猫砂が好きな場合が多いのですがそちらは試されましたか?
もしまだという事であればこちらも試してみるのも手だと思います。
後は、ツルツルの板の上でオシッコやウンチをしてしまったらそれを採取して使って欲しい砂の上に振りかけて自分の尿や便の臭いを付けてみると、砂を使ってくれるようになるかもしれません。
オマル式のトイレは確かに、長い被毛には排泄物が付きにくいのですが本来の猫の習性を考えると理想的な形状とは言えません。
理想的なトイレの形は出来るだけ広くて、砂を深くいれられるものです。具体的には猫ちゃんの体長(頭〜お尻の長さ)の1.5倍以上の長さと言われています。
ある研究では砂は5.0-7.5cmくらい敷くとよいとされています。また、そのトイレは[猫ちゃんの数+1]以上が理想的です。
もし1匹であれば2個以上、3匹であれば4個以上のトイレをおいてあげる事で快適に過ごせると言われています。
これらを参考にしてトイレを工夫してみてはいかがでしょうか。
それでもダメな場合は最終手段としてプラスチックの板の上に吸水性のあるペットシートを引いてみるとオシッコなどは吸水してくれるので体は汚れにくいかもしれません。
首の後ろのところに腫れができてて膿がたまってました。

猫ちゃん:ミックス/女の子(3歳)
【相談者:N・Mさん】

部屋のあちこちでオシッコをするようになり量も少しずつしか出ません。
血尿になり病院に連れていくと突発性膀胱炎との事。注射をしてもらい次の日にはすぐ治りました。
ストレスも関係があるとか…しばらく遊んであげる時間がとれなかったので反省してます。

あと、知人が飼ってる猫ちゃんの事なんですが、首の後ろのところに腫れができてて病院に連れていくと膿がたまっていたそうです。
よく注射を打ってもらう部分だったので関係性があるのか?と気になってるみたいです。
(家の外には出してないのでケンカではないとの事。病院では特に何も言われなかったそうです。)
確かに人間は注射するとき皮膚をよく消毒しますが、動物はしないように思います…。
膿がたまっているだけであればまだ安心なのですが、
注射(特にワクチン)を打った場所であるとごくまれではありますがその部位に腫瘍ができることがあると言われています。
膿がたまっているようであれば適切な治療で快方に向かうと思いますが、次第に腫れが大きくなるようであればもう一度動物病院で相談していただいた方がよいと思います。
また、腫瘍ではくても注射をした部位にはシコリや膿の塊ができる事もあります。
注射液は体に吸収されるとはいえ、体にとっては異物なので反応しやすい猫ちゃんは反応してしまうのです。
消毒に関してはいろいろな意見があります。やはり人と同じように消毒が必要という意見や皮膚を消毒すると常在菌といって皮膚の表面にいる良い菌も殺してしまうのでかえって皮膚の免疫力を下げてしまうという説もあります。
どちらが正しいかはまだ結論が出ていませんが、特に大きな病気を持っていない猫ちゃんであれば注射の針で膿んでしまう事は少ないように思います。
肩甲骨の間のやや下あたりに4cm×3cmぐらいの脱毛が見られます。

猫ちゃん:ミックス(やや長毛・茶トラ)/女の子(6歳)
【相談者:なおりさん】

1歳の夏頃から、肩甲骨の間のやや下あたりに4cm×3cmぐらいの脱毛が見られました。
皮膚の異常も痒い・痛いの様子もなく、気にする様子もなく、何も治療してません。
冬になると脱毛が治り、暖かくなるころにまた脱毛がみられます。
特にひどくなって いる様子はないのですが、このまま放っておいてもいいのでしょうか?
肩甲骨の間という事に限って言うと気になることが2つあります。
1つ目はノミの予防薬です。ノミの予防薬の多くは首の背側に滴下するタイプのものです。
冬になると治り、暖かくなるとまた脱毛するとの事ですが、暖かくなった頃に「ノミの予防薬」をその部分に滴下していないでしょうか?
過敏な猫ちゃんはノミの予防薬を付けた部分が脱毛してしまう事があります。
後は、ワクチンなどをその部分に注射していると過敏な猫ちゃんは脱毛する事があります。
もし、そのようなものを使用していないようであれば皮膚の病気の可能性が高くなります。
痒みが少ないとの事なのでアレルギー性皮膚炎の可能性はあまり高くはありませんが、気になる病気としては真菌症(カビ)があります。
真菌症の特徴として円形に脱毛する事があります。
場合によっては病変が広がってきたりします。
またこの病気は人にもうつる事があるので注意が必要です。
真菌症の検査は比較的簡単にできますので一度動物病院で相談していただいたほうが安心かもしれません。
骨折した脚の骨折部分に金属を入れる手術をしました。ケアについて教えて下さい。

猫ちゃん:ミックス(ハナハナ)/男の子(1歳10ヶ月)
【相談者:ハナハナさん】

先週水曜日の朝(5月21日)に右後脚の甲の部分を複雑骨折しました。
当日中に骨折部分に金属を入れる手術をし、5日後に退院しました。
Q.経過は順調です。
今後も定期的な診察、金属を抜く手術などがあります。
その説明については了承しました。
ただ、保険に加入しておらず手術費用を支払うので精一杯という金銭的な問題と
ねこの性格的に通院がすごくストレスになるということがあるので(大騒ぎします)今後の通院は必要最低限にしたいと思います。

ですのでこのケースの場合の
◎家庭で可能なケアについて教えていただきたい。
◎万一金属を抜く手術をしない場合にネコにおきる影響等について
教えていただきたい。というのがあります。
どうぞよろしくお願い致します。
レントゲン写真を拝見していないので何とも言えない所はありますが、家庭でのケアとしては骨が完全につくまでは安静にしているほうが安心です。
傷が治ってきて痛みが無くなってくると運動したがるようになってくると思いますが、そこで激しく遊んでしまうと再骨折の危険もあるので安静にしておくとよいと思います。
金属をそのままにする危険性ですが、その金属がピンなのか、プレートなのかによっても変わってきますがピンだとだんだん抜けてきてしまう事がまれにあります。
その場合には皮膚が強く押されてしたから穴があいてしまう可能性があると思います。
するとそのピンをつたって骨の中に細菌が運ばれてしまう可能性があるので危険です。
1歳10ヶ月という事なのでこれ以上骨の長さが成長する事はないのでそのままでも成長阻害は無いですが、左右の足の重さバランスは悪くなってしまうと思います。
金属に関しては入れたものの形状や本数にもよるので、抜かないリスクは手術をされた先生ともよく相談して下さい。
肉球の間の毛が伸びていて滑ります。カットすべきですか?

猫ちゃん:元野良猫、雑種/女の子(6歳)、スコティッシュ×雑種/男の子(2歳)、2人の子供/女の子2人(2ヶ月)
【相談者:佐藤崇子さん】

完全家の中だけで暮らしている猫で、カーペットの上だけ歩いているためか、肉球の間の毛が伸びており、滑るようです。カットしてあげたほうが良いですか?
現在4匹猫を飼っております。
♀マルティーヌ(2008年より、ファミリーに。元野良猫、雑種)
♂ココ(2012年12月より、生後2か月で我が家のファミリーに。雑種ですが、スコティッシュ×雑種の仔です。)
マルティーヌとココのこども
♀レイラ(2013年9月10日生まれ)♀ジュリエッタ(2013年9月10日生まれ)です。
同居している中で、気になっていることをつれづれに質問させていただきます。

わんちゃん(特に大型犬)はフローリングの上を全力疾走する時に滑ってしまうと股関節や膝に負担がかかるので肉球の間の毛をカットする事があります。
また、指間は蒸れやすいので指間炎になってしまう事もあるのでわんちゃんではカットする事がほとんどです。 ただ、猫では短毛種の子であればカットしなくても大丈夫な事がほとんどです。長毛種の子は指の間の毛も長くなる傾向があります。元気いっぱいでフローリングの上を走りまわって滑ってしまう子はカットしてあげる方が安心だと思います。
肉球にあるかさぶたって何かの兆候ですか?

猫ちゃん:スコティッシュ×雑種/男の子(2歳)
【相談者:佐藤崇子さん】

ココ♂の肉球にかさぶたのようなものを発見しました。何か病気の兆候でしょうか?放っておいても大丈夫なものでしょうか?
かさぶたであれば、怪我をしたのかもしれません。
小さければ問題になる事は少ないと思いますが大きくなって来るようであれば少し心配です。 肉球にかさぶたという事ですと『皮角(ひかく)』というものの可能性もあります。 字のごとく皮から生えてきた「角」のように見えます。これは角質がそこの部分だけ多く作られてしまう事が原因と考えられています。 肉球に出来る事が多いです。だんだん伸びてきますがぽろっと取れてしまうこともあります。

このコーナーは、「たのまな」受講生・修了生さま限定で、ご利用いただけます。
ご希望の方は下記必要事項を添えて、tanomana@athuman.com までご返信ください。


●お名前:  ●ニックネーム:   ●受講講座
【ご質問内容】
*動物種(猫ですか?)
*品種
*性別
*去勢避妊手術の有・無
*年齢(不明な場合でも若齢か、中齢か高齢か)
*いつからか、その様な症状ですか?また、今は、どのような状態ですか?など、気になる点をご記載下さい。
*別の病院での治療歴はありますか?  あればその時の検査結果や治療内容を教えてください。


<ご注意>
ご質問事項に正確にお答えください。不備がある場合はご相談にお答え出来かねます。
ご回答には1ヶ月程かかる場合がございますので、予めご了承ください。

ねこちゃんは「我慢強い動物」と言われており、病気になっても隠しています。普段、スキンシップ、コミュニケーションを増やしてあげる事によって、脚の動きなどの異変に気付く事が出来ます。
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