スクールカウンセラーになるには?仕事内容と役立つ資格を紹介!|通信教育講座で資格なら「たのまな」|ヒューマンアカデミー

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13スクールカウンセラーの仕事内容と資格について

学校で、生徒たちの心のケアを行うスクールカウンセラー。いじめ問題が深刻化し、不登校児童の増加もあり、スクールカウンセラーの需要は高い傾向にあります。
スクールカウンセラーは、主にどんな仕事を担っているのでしょうか?また、どんな資格が仕事に役立ち、就職や転職にも有利となるのでしょうか。ここでは、スクールカウンセラーの仕事と資格について見ていきましょう。

スクールカウンセラーの仕事内容とは?

スクールカウンセラーは、どんな方法で生徒の心のケアを行うのでしょうか。スクールカウンセラーの仕事ならではの魅力やどんな人に向いている職業なのかご紹介します。

スクールカウンセラーの主な仕事

スクールカウンセラーは、生徒のさまざまな相談に乗り、アドバイスをしたり、教員や保護者とも連携して問題解決のために働きかけたりします。 生徒の悩みは勉強や部活などにおけるストレスのほか、いじめが原因となり不登校となってしまう場合、時には自殺を考えてしまうようなケースまで、一人ひとり異なります。それぞれの悩みを受け止め、心のケアを施してあげる仕事です。
また、文部科学省はスクールカウンセラーの業務を次のように定めています。

・生徒・保護者・教職員それぞれとのカウンセリング
・コンサルテーション(カウンセリングよりもさらに具体的なアドバイスや指示をする)
・カンファレンス(教職員への報告・情報共有・話し合い)
・教職員や保護者向けの研修や講話
・心理検査を用いるアセスメント
・ストレスチェックなどを用いた予防的対応

仕事の魅力

スクールカウンセラーは、生徒一人ひとりが健やかに学校生活を送り、成長していくための支援を行います。悩みを抱える生徒にとっては心強い存在となることができるでしょう。 保護者とも教師とも違う、学校の第三者的ポジションに立って、生徒たちと交流することができます。生徒の心の成長に携わることができた際は、大きな達成感や感動も得られるのではないでしょうか。

スクールカウンセラーはこんな人に向いている!

スクールカウンセラーは、「子どもが好き」「心理学の知識やスキルに自信がある」といった強みだけでなく、多感な時期にある子どもたちと丁寧に向き合うことのできる人柄やコミュニケーションスキルも求められます。 子どもの繊細な悩み一つひとつと向き合い、アプローチしていきます。
また、時には保護者や教員と情報を共有したり、問題解決のための取組みを行います。家庭の事情や教師が原因となって生徒が悩んでいるケースもあるため、適切且つ慎重な行動が求められる仕事といえるでしょう。

スクールカウンセラーの代表的な資格

スクールカウンセラーとして働いている人は、主にどんな資格を保有しているのでしょうか? また、「スクールカウンセラー」という資格は存在しないことから、「資格は必ず必要というわけではないのでは?」と疑問に思う方もいるかもしれません。資格取得がなぜ推奨されているのかについても見ていきましょう。

スクールカウンセラーに資格は必要?

取得必須とされている資格がないスクールカウンセラーですが、カウンセリングや心理学に関する専門職であることから、臨床心理士の資格を持っている人や精神科医がスクールカウンセラーとして活躍していることが多いようです。 これらの人は、スクールカウンセラーとしての就職や転職において優遇される傾向があるようです。
ここでは、スクールカウンセラーとして活躍している人の多くが持っている資格をご紹介します。

臨床心理士

臨床心理士は、公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会の認定資格です。心理専門職であることを証明でき、民間資格の中でも権威ある資格とされています。
スクールカウンセラーは、生徒一人ひとりの自己表現を支援する役割を持ちます。心理専門職として、多くの臨床心理士が全国の小中学校のスクールカウンセラーとして採用されています。
資格の取得方法としては、日本臨床心理士資格認定協会の資格試験に合格する必要があります。受験資格を得るためには、次のいずれかの条件を満たす必要があります。

・協会が指定する大学院を修了し、所定の条件を満たす人
・臨床心理士養成関連の専門職大学院の修了者
・海外で指定大学院と同等以上の教育歴があり、修了後に日本で2年以上の心理臨床経験を持っている人
・医師免許取得者で、免許取得後2年以上の心理臨床経験を有する人 など

精神科医

精神科医になるためは、民間資格である臨床心理士とは異なり、国家資格である医師免許を取得する必要があります。
心の病であるうつ病やパニック障害、自閉症といった精神疾患に対して、薬の処方や心のケアによる診療と治療を行うことができる資格です。精神科医免許を持つ人も、スクールカウンセラーとして活躍する人は多いようです。 精神科医の免許取得のためには、大学医学部で6年間、医学及び心理学について学び、医師国家試験に合格し、総合病院や個人病院などの現場で臨床研修医としての経験を2年以上積むことが条件となります。
なお、臨床心理士、精神科医の資格がなくても「児童生徒の相談業務の経験」があれば、採用される場合もあります。

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たのまなでは、青少年を対象にしたカウンセラー資格を取ることができる「青少年ケアストレスカウンセラー総合講座」という講座があります。
青少年ケアストレスカウンセラーは、一般財団法人職業技能振興会の主催する民間資格です。スクールカウンセラーとして働く上で、持っていると役立つ資格といえます。
多様な悩みを持つ青少年及び保護者メンタルケアの方法やポイントを学ぶことができます。たのまなの講座では、スムーズな試験合格に向けて「公式テキスト」を使用しての学習が可能です。

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