心理カウンセラーにとって、一番の願いは、クライエントの心の健康(メンタルヘルス)を実現させ、笑顔でより良い人生を送っていただくことです。そのために、「問題解決」「現状維持」から「目標達成」まで支援できるような総合的な知識とカウンセリングスキルが必要となります。

例えば、「人間関係が上手くいかず、最近、やる気が全く起きません」という主訴に対して…



「将来○○として活躍したいけれど、どの資格を取ったらいいの?」「自分の専門分野に活かすためのスキルアップとして心理学を身につけたいけれど、お薦めの資格は?」とお悩みの方に、お薦めのコースレイアウトをご提案します。
*これらのカウンセリングを無償で行うこと「地域・コミュニティ」への参加、有償で行うこと「独立・開業」、とお考えください。
■ スクールカウンセラーになりたい

臨床心理士や精神科医、大学・大学院で心理学、または心理学に隣接する科目を専攻されていた方などの募集条件が多くみられますが、地域によっては、専門的な心理学の知識を有し、実務経験や実績がある方を条件にする市区町村もございます。お住まいの地域の教育委員会や都道府県庁のホームページをご確認ください。ただ、現在、募集条件にご自身が該当されていなくとも、家庭崩壊、いじめ、不登校などの社会問題を背景に、スクールカウンセラーは不足しているのが現状です。それゆえ、今後、採用の枠が変わる可能性も。チャンスが訪れた時に、すぐにチャレンジできるよう、心理学の専門的な知識を身につけ、いち早く実務経験を積まれることをお薦めします。
■ 教職員として心理学を活かしたい

授業を受け持つだけではなく、生徒一人ひとりのサポートと保護者との関わりも大切になる教職員。
生徒のSOSにいち早く気づきサポートするためには、青少年ケアストレスカウンセラー総合講座の知識が必要です。家庭の中で出来る生活改善やストレスマネジメントを提案できるので、保護者との関わりも持て、信頼度も増します。さらに子どもたちの可能性を開花させるために、NLPスキルを活かすこともお薦めします。学校崩壊やモンスターペアレントの存在など、教職員のやりがいと共に抱える心の問題もNLPスキルによって軽減、緩和することが出来ます。
■ 研究員になりたい

研究員は、自分の興味のあるテーマを突き詰めて研究し、論文発表や講義などを行う方の総称です。この場合、心理学分野での研究員ということになります。一般的には大学院に進み、修士・博士課程まで進み、そのまま大学院に残り、研究を続ける、という狭き門になりますが、メンタルケア心理士®、メンタルケア心理専門士®まで取得すると、メンタルケア学術学会に加入でき、学会の研究員として、論文発表や講義等を受け持つことが出来るようになります。大学院の研究員であっても、学会の研究員であっても、自身の研究が認められない限り、下積み期間は長いとお考えください。
■ 管理監督者/人事として心理学を活かしたい

中間管理職などの管理監督者は、効果的な営業活動のための企画立案、販売戦略、問題解決などを行わなければならないと同時に、部下のモチベーションアップなど仕事の効率化も図らなければなりません。NLP™ファンダメンタル通信コースでは、それらすべてに役に立つプログラムが満載です。高い成果を出す方法、プレゼンを成功させる方法、部下のモチベーションをアップさせる方法、苦手を克服する方法、など、NLPスキルの応用が学べます。さらに新卒、中途社員育成にも活用できるので人事の方にもオススメ。また、3人に1人が「うつ」と言われる社会で、同僚、部下のSOSを察知し、かつ、職場復帰までのプロセスや注意事項も盛り込まれた企業中間管理職ケアストレスカウンセラー総合講座で知識面を充実させましょう。
■ 企業カウンセラーになりたい

一般社団法人「日本産業カウンセラー協会」が認定する資格を取得していただくのが良いでしょう。企業中間管理職ケアストレスカウンセラーは、同等の内容を網羅しておりますが、資格の認知度としては前者のほうが上です。ただ、どちらも職場のメンタルヘルスとカウンセリングが中心ですので、精神医学を深めるために、メンタルケア通信講座の取得が必要です。上記の例「人間関係が上手くいかず、全くやる気が起きません。」などの相談を、職場で専門的に対応するのが企業カウンセラーの役割です。上記の例を見ていただくと、ご理解いただけますが、NLP™ファンダメンタル通信コースも合わせて、総合的なカウンセリングスキルをつけることが必要です。
■ コンサルタントになりたい!コンサルタントとして心理学を活かしたい!

主に企業を相手として、企業が抱える問題を明らかにして、それを解決するための方法を提案したり、サポートしたりするお仕事です。人事コンサルタント、経営コンサルタントと様々ありますが、心理学分野が活かせるという面では、人事に対するコンサルタントです。一般的には、人事専門のコンサルティング会社に就職するために知識とスキルを養います。あるいは、独立開業し、コンサルティング業務を行うこともできます。スキルや知識としてお薦めなのが、NLP™ファンダメンタル通信コースです。マイナスをプラスに転換させるスキルで、人事育成のポイントや人財開発、研修制度などを提案していきましょう。
■ 医療機関でのカウンセラーになりたい!医療従事者として心理学を活かしたい!

メンタル疾患や心身症の診断・治療は医師が行いますが、近年では「うつ」や「自殺者」の増加で、積極的に心のケアを取り入れている医療機関も増えてきました。また、特定疾病や病気の重篤化などが引き金となったメンタル疾患を緩和させるため、例えば、がん病棟で緩和ケアを専門とする相談室が併設されたりと、徐々に取り組みを見せています。しかし、まだまだ心の病気は、あくまでも病気であり、治療できるのは医師である、という考えが根深いので、狭き門とお考えください。ただ、医療機関で従事し、自らの仕事を全うする傍ら、心理学の資格保持者であることをアピールし、医療機関の体制を変革させていった当校の卒業生も多くいらっしゃいます。
■ 介護/福祉施設でのカウンセラーになりたい!介護従事者として心理学を活かしたい!

介護者として高齢者へのコミュニケーションや心のSOSを察知するために高齢者ケアストレスカウンセラー総合講座の知識をお薦めします。介護・福祉施設にも、介護や介助をするだけではなく、精神面のサポートも必要であることが理解されていますが、カウンセリングだけを専門とする職は、まだまだ少ないです。介護・福祉施設で介護者として従事し、自らの仕事を全うする傍ら、心理学の資格保持者であることをアピールし、介護・福祉施設で相談専門の部署や部屋を作ったという当校の卒業生も多くいらっしゃいます。
■ 市役所/役場での相談員になりたい!

地域によって採用の基準が異なります。臨床心理士や精神科医を条件としている市区町村もあれば、カウンセリングに携わった経験を条件としているところもあります。過去の修了生が成果を残してくれたおかげで、メンタルケア心理士®やメンタルケア心理専門士®を積極的に採用してくれている市区町村もございます。また、大震災で多くの方の心のケアが必要とされ、心理相談の一部をメンタルケア心理士®やメンタルケア心理専門士®が立ち上げたNPO法人と協力して実施する市区町村も。資格だけではなく、カウンセリングの実務経験が重視されるので、徐々に自分の活動を広げていくことが大切です。
■ 夫婦問題専門の心理カウンセラーになりたい!

離婚の危機など夫婦の問題に直面した場合に、修復か離婚か、クライエントの一番幸せになる道、ベストな選択が出来るようにお手伝いするカウンセラーです。夫婦問題のカンセリングに必要な知識や浮気、借金、暴力などあらゆるカウンセリング事例を学び、かつ離婚に関わる法律知識も必要となるため、夫婦問題カウンセラー総合講座は必須。また、出来るなら離婚しないに越したことはありません。お互いを尊重し、相手に対する負のイメージや出来事を好転させるために、NLPスキルで夫婦問題を内側から解決してあげることも夫婦問題カウンセラーには必要です。

■ 対人関係専門の心理カウンセラーになりたい!

上記の例「人間関係が上手くいかず、全くやる気が起きません。」を見ていただくと、ご理解いただけますが、総合的なカウンセリングスキルをつけることが必要です。「価値観が合わない」「会話がかみ合わない」で、相手を苦手と思っていたり、逆に、相手から嫌われていると勘違いしたり…。NLPスキルであるラポールやペーシングで相手との信頼関係の築き方を学び、アクセシングキューやキャリブレーションなど相手を理解するプロセス、メタモデルやミルトンモデルなどの言語パターンを理解し、クライエントの視点を変えてあげることで、劇的に人間関係が改善することを伝えていきましょう。
■ 職場における問題専門の心理カウンセラーになりたい!

企業カウンセラーは、企業に雇用されている専門のカウンセラーですが、独立している企業カウンセラーとしてお考えください。職場のメンタルヘルスとカウンセリング、職場復帰へのプロセスなどは、企業中間管理職ケアストレスカウンセラー総合講座で、さらに精神医学を深めるために、メンタルケア通信講座の取得が必要です。上記の例「人間関係が上手くいかず、全くやる気が起きません。」などの相談を専門的に対応するのが企業カウンセラーの役割です。上記の例を見ていただくと、ご理解いただけますが、NLP™ファンダメンタル通信コースも合わせて、総合的なカウンセリングスキルをつけることが必要です。
