ドッグトレーナーになるには|通信教育講座で資格なら「たのまな」|ヒューマンアカデミー

01ドッグトレーナーになるには

動物が好き、特に犬が好きという方で動物に関わる仕事に就きたい、動物や犬に関わる何か活動を行いたいと考えている方は多いと思います。そのような方達にお勧めなのがドッグトレーナーです。ドッグトレーナーは犬を飼っている方や、犬に興味がある人の中でも認知度の高い職業の1つです。

ドッグトレーナーの歴史

ドッグトレーナーの活動には古くからの歴史があり、始まりは紀元前4300年頃とも言われております。ドッグトレーナーが行うトレーニングの元祖と言われているのが、牧場などで放牧している羊の群れを誘導し、羊を見張る牧羊犬を育てる為のトレーニングです。
その後、牧羊犬のトレーニング以外に警察犬として捜査や犯罪防止の手助けをしてくれる犬へ育てる為のトレーニングも始まりました。その流れで現在は家庭の犬をトレーニングするドッグトレーナーが登場しました。
犬は動物の中でも人と同じ社会性を持ち、順応性がある特性があるので、古代の人々は犬の特質を見抜き、手助けを行える犬を育てる為トレーニングを始めたのではないでしょうか。

ドッグトレーナーとは

ドッグトレーナーとは、家庭で暮らす飼い犬たちのしつけを行うための専門のトレーナーです。盲導犬や警察犬のしつけを行う訓練士とは異なり、主に飼い犬達にしつけを行うことで、日常生活のなかで飼い犬と飼い主との間に良好な関係を築いていくことがドッグトレーナーの役割になります。
ドッグトレーニングは生後3〜12週間目の子犬の頃より行うことが多いです。この時期の子犬は社会化期と呼ばれしつけのしやすい時期なので、基本的な動作やトイレなどのマナーをしつけるのにもっとも効果的な時期となります。
しかし、大きくなった犬でもしつけが必要な場合もあるので、飼い主の要望があればしつけのトレーニングを行います。
またドッグトレーナーは犬だけではなく、飼い主にもアドバイスを行うこともあり、子犬への接し方や飼い主の家庭のルールの指導等を行います。
ドッグトレーナーは温かくもメリハリのあるトレーニングを犬に行い、犬の社会性を育んでいく職業になります。

ドッグトレーナーを学ぶには

ドッグトレーナーを学ぶには学校に通ったり、通信講座で学んだりと様々な方法で学ぶ方法があります。ドッグトレーナーの資格は国家資格ではなく、民間の資格になる為、学ぶ場所によって身に付く知識などが異なってくるので、ドッグトレーナーの資格を取るにあたって学べる内容をしっかりと確認してから受講されることをお勧め致します。
ドッグトレーナーの歴史が長いイギリスやアメリカは世界で最先端のドッグトレーニングを行っています。その最先端のドッグトレーナーの知識を学べる英国式ドックトレーニングの講座が最近日本で注目を集めています。
ドッグトレーナーの知識をつけることによって、自身が飼っている犬のしつけに活用することもできますので、ドッグトレーナーの講座は愛犬家にも人気です。

ドッグトレーナーになるには

ドッグトレーナーになるには、資格は必須ではありませんが、ドッグトレーナーに関する様々な資格があるので、自身の知識の証明として資格を取得しておくと良いでしょう。

ドッグトレーナーの資格としては、一般社団法人日本ペット技能検定協会の認定する「家庭犬トレーナー」等の資格があります。

ドッグトレーナーとして仕事を行うにあたり、トレーニングに加えて犬の健康管理についての知識を問われる「ドッグシッター」の資格もあるといいでしょう。他には犬を介して人に癒しを与えるセラピードックについて学べる「セラピードッグトレーナー」の資格や動物病院やペット販売の場所で病気予防についてアドバイスを行える「小動物看護士」などの資格もお勧めです。
これらの様々な資格を取得することで、ボランティア活動などのドッグトレーナーに関する活動を行っていくことも可能です。

ドッグトレーナーに関する他の資格

先ほど挙げた資格以外にもドッグトレーナーに関わる資格は様々です。プロフェッショナルなドッグトレーナーを目指すにあたり多様な知識を身に付けておくことは必要だと言えます。
ペットの介護を行う際に必要な知識を身に付けられる「小動物介護士」の資格やペットロス症候群についての知識を身に付けアドバイスを行える「ペットロスケアアドバイザー」の資格、ペットの衛生面からしつけなどのペット管理の専門家としてペットホテル開業の際に活用できる「ペット飼育管理士」の資格などプロフェッショナルなドッグトレーナーを目指す為に学ぶ機会があれば是非挑戦していただきたいです。

ドッグトレーナーになるための知識を身に着け、活躍していくことは簡単なことではありませんが、ペットビジネスが拡大している今、ドッグトレーナーは、様々なシーンで求められている職種であるといえます。

ただしつけを行うだけではなく犬に関する様々な知識を習得して初めてドッグトレーナーになるための準備が整います。きちんとした知識を身に付けてドッグトレーナーを目指し、努力していくことが大切です。

コラム一覧

ドッグトレーナーになるには、いくつかのルートがあります。また、資格の取得によって技術を身に付け、それを仕事をする上での信頼につなげることも必要です。